団体積立終身保険の概要
加入コース・加入資格
Aコース (個人年金保険料控除型) |
18歳以上の組合員で,定年まで10年以上ある者 |
Bコース (一般の生命保険控除型) |
18歳以上の組合員で,定年まで2年以上ある者 |
※ 任意継続組合員,継続長期組合員及び特例継続組合員は加入できません。
加入申込時期
毎年2回、4月申込分(7月の俸給から積立開始)、及び10月申込分(1月の俸給から積立開始)です。
※ 半年払は4月のみの募集(6月の期末・勤勉・期末特別手当から積立開始)となります。
掛金及び積立方法
基本となる掛金の積立方法は月払で,1口以上の加入となります。
(各コースとも半年払のみ,一時払のみの積立はできません)
月払 | 1口 2,000円(うち共済組合事務費1%(20円)) 毎月の俸給からの控除による積立 |
半年払 | 1口 10,000円(うち共済組合事1%(100円)) 6月及び12月の期末・勤勉・期末特別手当からの控除による積立 |
一時払 | 1口 100,000円 募集時期(7月,1月)および退職時に加入者が直接,銀行・郵便局から掛金を送金 |
増口・減口
加入申込時期と同じ時期に掛金の増額(増口)・減額(減口)ができます。
中断・復活
休職又は他省庁への出向などの場合は中断・復活ができます。
(Bコースのみ最長3年間。Aコースについては,脱退となります。なお,復活は加入申込時期のみとなります。)
配当金
払込期間中の配当金は加入者ごとに積立金に繰り入れられます。
異動
払込期間中に他支部へ異動した場合にも,継続して加入することとなります。
積立金のお知らせ
年1回4月に,加入日現在の積立金額を加入者に通知します。
給付の内容
在職中の給付
- (1)脱退したとき 脱退一時金
在職中(掛金払込期間中)に脱退したときは,脱退時の積立金額を支払います。
- (2)払込中に死亡したとき 遺族一時金
在職中(掛金払込期間中)に死亡したときは,脱退一時金に月払1月分の掛金相当額を加えた額を支払います。
退職後の給付
- (1)年金コース
受取期間5年,10年,15年又は20年の確定年金で,年4回3ヶ月分をまとめて支払います。(年金受給中に死亡した場合は,残りの年金を遺族が受け取れます)また,加入者が生存している限り終身にわたり年金を支払う10年又は15年保証付終身年金コースもあります。
※Bコースについては,年金月額が1万円未満の場合は,このコースは選択できません。
Aコースは,受取期間5年の確定年金は選択できません。 - (2)終身保険コース(Bコース加入者対象)
退職後に死亡・高度障害の場合,保険・烽支払います。
- (3)医療保険コース(Bコース加入者対象)
70歳までの疫病及び事故による入院・手術を受けたとき,及び死亡・高度障害のときに保険金を支払います。
給付額例
加入例 |
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月払掛金 | 半年払掛金 | 年間掛金 | |
Åコース | 4,000円(2口) | 30,000円(3口) | 108,000円 |
Bコース | 4,000円(2口) | 30,000円(3口) | 108,000円 |


税金
掛金 負担 |
受取金 | 所得税・相続税 | ||
脱退一時金・年金のとき | 遺族一時金・死亡保険金のとき | 掛金を払い込んだとき | 給付金を受け取ったとき | |
加入者 本人 |
加入者 本人 |
加入者の 遺族 |
Aコース 個人年金保険料控除の対象となります。 Bコース 一般の生命保険料控除の対象となります。 (両コースとも,事務費相当額は除きます) |
● 脱退一時金 一時所得となります。 一時所得の課税対象額=(脱退一時金−払込保険料合計−50万円)×1/2 ● 年金 雑所得となります。 毎年の雑所得の課税対象額=(基本年金年額+増加年金額)−〔基本年金年額×払込保険料総額/年金の受取見込総額〕 ● 遺族一時金 相続税の対象となりますが,500万円×法定相続人数までは非課税です。 |